--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2009.09.29

ひこうき

20090929223956
20090929223953
一昨日の日曜日、中川五郎さんと西荻窪呑み亭にてライヴ。岡大介君に教えられたこの店はほどよくひなびていて居心地が良い。もちろんマイクやアンプなどはない。五郎さんは27年前に高田渡さんとベロベロに酔っぱらって、まだ新しい呑み亭に来て以来とのこと。

先の出番の真黒毛は、遠藤さんと二人で演奏。彼女の場合、こちらからあまり指示しなくとも大丈夫なので助かる。右手にピアニカ、サックスの響きを感じながら唄う、なるほどデュオとはこんな感覚なのか。後半は西荻窪在住ボンゴ&マラカスの井上君が加わり三人で。井上君と一緒にやるのが久しぶりだしドラムス以外は初めて。五郎さんのように喋りが上手くないので、一時間近くをひたすら唄ってしまった、どうだったのだろうか。暖かな拍手を頂く。前日ライヴだと声が枯れることが多いが何とか大丈夫だったよ。特に生声ライヴは声が出ないときついからねえ。最後は井上君にギターまで弾いてもらい何とかステージを終える、ふー

休憩と主宰の末森さんの唄を挟んで中川五郎さん登場。初めて見るギターバンジョーを弾きながら新曲も交え相変わらずバワフル。途中のMCでHONZIさんの命日であったことを知る。そうか、もう二年なのか。

三年前、五郎さんを初めて酔いどれ東京企画にゲストで呼んだ時、私のリクエストもあり五郎さんはHONZIさんを連れてきてくれた。それが真黒毛にとってはHONZIさんと最初で最後の一緒のステージとなる。楽屋でワインを飲むHONZIさんはとても気さくで、闘病中とはとても思えなかった、また会えることを疑わなかった。その時のアンコール、五郎&HONZIさん二人だけのミスターボージャングル。素晴らしすぎた。そして呑み亭のアンコールもミスターボージャングル。五郎&遠藤さんに間違いだらけの私のギターも加わる。思わず「この曲だけはHONZIさんのように」と遠藤に言ってしまう。毎度のエーという顔の遠藤さん。そりゃあ困るよなあ、すいません。

そして呑み亭で一番印象に残ったのは、HONZIさんがソロでよく唄ってたというフィシュマンズの「ひこうき」を五郎さんがカバーしたこと。ずいぶん昔、デビュー前のフィシュマンズと市川でタイバンした時、確か最後に唄われたこの曲が強く強く印象に残った。その時の佐藤氏はかなり若かった、そして私もやはり若かった。巡り巡って五郎さんの唄で聴けるとは、泣けました。

いまもうかぶあの空を
二人して見てた
飛行機ぼんやりとんでって
二人して見上げていたのね



そしてもっともっと大事なことを私は忘れていたのだ。一昨日は母親の命日であった。嗚呼、何たる親不孝者。せめて仙台で一人暮らす父親に電話の一本もするべきだった。こんな馬鹿息子の酔いどれた唄を母親はどこかで聴いてくれたのだろうか。
スポンサーサイト


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。