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2007.10.27

「たま」という船

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この度、石川さんとご一緒ということで愕然としたことがある。つまり若い演奏者などは、何と「たま」を知らない方が意外に多いのだ。あがたさん、哲夫さん、五郎さんを知らないのは世代的に仕方ないかもしれないが、あの紅白にまで出演して国民的な話題にもなった「たま」だよ。、、まあ、しかしよくよく考えてみるとだいぶ時間は流れてるのだね。真黒毛が太陽レコードから初めて4曲EP「ダイナマイト」を出した時、ナゴムレコードから発売されたたまの「しおしお」は馬鹿売れしてインディーズ界の金字塔となったのは、サックスの遠藤さんが小学校に入る前の時代だ、あちゃー。

今思えばナゴムなんて小規模なインディーズだったけど当時はソニー以上に影響力があるように錯覚してた時代。おそらく宝島のせいかもしれないな。そしてレコード最後の時代である。インディーズもこの後、一気にCDに移行し、過渡期だったインディーズもだんだん組織化され企業化され、もちろんそれは悪くはないんだけど、当時のワクワク感はすっかり後退してしまった。皆、スプレーで髪を立て(いやじつは私も真似してやってました)、街中にステッカー貼って、インディーズ青田刈りみたいにバンドは次々にデビューして、ためらうことなく消えてった。あの時、タイバンしたあの人は何をしてるのかと、もう顔を思い出すこともないが、時々ふっと、あの頃の浮わついた倦怠感が蘇ることがある。

その渦中の中で「たま」は数少ない別格だった。石川さんと私は同世代ではあるが中央線界隈で活動しながらまったく接点はない。まあ当時、石を投げればバンドに当たるくらい星の数ほどバンドがいたからねえ。もちろん、たまがメジャーデビューしてからはもう遥か遠い存在だったし。改めて今回「たま」音源に向き合うと、圧倒的な個性と質。矢口さんのようなマニアを多数、生むわけですなあ。

なので一回だけのステージにしろ明日、石川さんとご一緒するのは私にとってはかなりの大事件である。あがたさんのようにバンドを初める前に熱中してた方との共演とはまったく違う感覚。ある種、同じ時代を駆けてきた勝手な同志意識とでも言うのでしょうか。そんなベタベタしたものでもないのですが、一瞬そんなものがよぎるような気がするのです。

嗚呼、何だか懐古的な情けない日記になってしまった。ライブ前日だと言うのに。近づく台風の中、電車で書いたからもしれない。これから高円寺で、矢口さん仮ボーカルを迎えて石川さん曲の練習です。
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