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2008.03.20

生誕会3~自衛隊に入ろう

20080320161459
書きかけの高田渡さん生誕会のお話しです。もう2ヶ月たってしまったのかあ。

生誕会出演が決まった時、真黒毛は何を唄えばよいのか思案。もしも渡さんのカバーをやるなら「自衛隊に入ろう」をやりたい、と去年の11月頃に福岡風太さんに申し上げた。何故なら、自衛隊に入ろうは私が16、17歳の頃、もっとも影響を受けた渡さんソングだったから。白状すれば私はそれほど熱烈な渡さんマニアでは無い。ただ当時、フォークキャンプという、高校生からすればかなりアングラな2枚組アルバムに収録されてた自衛隊に入ろうが、そのシニカルでユーモラスな歌詞、会場の熱狂とシングアウト、あまりにも鮮烈だった。そのアルバムには他にも、若林さんのサンフランシスコベイブルース、中山ラビさんのディラン日本語カバー、エンケンの外は雨だよ、村上律さん在籍のアップルパミス、そして五郎さんの「うた」「腰まで泥まみれ」が収録されていた。フォークジャンボリーや春一番よりも緩やかで、アマチュアリズム全開の雰囲気だった。岡林さん音源が入ってなかったのは版権の絡みだったのかな。アルバムジャケット内のいくつかの写真の中に黒ぶちメガネのいかにも当時の学生、といった風貌の五郎さんがいる。

風太さんからは、生誕会だからと言って無理をせず、いつもどおりの真黒毛でやって欲しいと言われた。それから何日かしてから風太さんから電話あり。「パンタに自衛隊に入ろう、唄ってもらおう思てる。あれを唄えるのはパンタしかおらんやろ。ほいでバックは真黒毛や」いやあ、これにはもうぶっ飛んだ。最高なんだけどえらいこっちゃ、パンタさんのバックなんかできるのかなあ。

とりあえずアレンジ。まあ私の場合は完全なヘッドアレンジ、イメージが湧くまで悩む。渋さ知らズが自衛隊に入ろうをカバーしてたので、音源を入手して参考にしようかとも思ったが、いやまてよ、二番煎じも何だしなあと思い止まる。

年が明けて仙台の実家で20年近くぶりに聴いたNHKFM特番、大滝詠一の「メイキングオブ、イエローサブマリン音頭」。かすかに閃くものが、、そうだよ、音頭だよ、クレイジーキャッツだよ。頭の中は妄想で溢れ出す。真黒毛演奏陣はよくぞこの得体の知れない妄想を具現化してくれたものだ。何ともてんこ盛りの構成、他人には理解し難いだろうが、大滝詠一風味の自衛隊に入ろうだったのです。

生誕会当日、パンタさんにふざけたアレンジと怒られるかと心配したが、面白がってくれたようだ。リハーサルの時、パンタさんが3番は男を女に歌詞を変えようと提案。そして緊張の本番、パンタさんがマシンガンを持って強力にアジるように唄う。その吸引力たるや見事なものだ。そして3番にさしかかる時、パンタさんはぱっと我々を振り向き小指を立ててみせた。「3番は女の歌詞だよー」の意味だったと思うが、パンタさんがニコっと笑って小指を立てたシーンがいまだに脳裏に焼き付いて離れない。

自衛隊に入ろう、入ろう、入ろう
自衛隊に入ればこの世は天国
女の中の女はみんな
自衛隊に入って花と咲く!
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